夏と言えば子供にとっての楽しみは殆ど「プール」と答える子が多いのではないでしょうか。今まさに保育園や幼稚園、小中学校は水遊びやプールに入る日々が続いていると思います。息子も保育園で水遊びが始まったので毎日大喜びです。
プールは子供にとって夏は大きな存在。そのプールが昔と比べて減っていると耳にします。実際に、昔は小学校や中学校にプールがあった地域が現在はなくなってしまった!と言う地域があるようです。今日は、少しプールの減少化について触れてみたいと思います。
小中学校のプールが廃止
昔は夏になると普通にクラスで授業として、小中学校にあるプールを利用していたのに、今はそのプールが廃止されている地域があると言われています。
理由として、
- プール老朽化のため
- 安全対策のため
プール老朽化
- 風雨にさらされる屋外プールは傷みが激しいうえ、夏場の約2ヶ月しか利用しないので維持運営費用が膨大
- プールを設置してから約35年以上経過していると、大規模な設計や改修となると費用が膨大
確かにこれらを言われると納得してしまう部分もあるが、なんとか毎年小さな予算額で少しずつ改修などして、夏休みに子供達の為に無料開放をしていただきたいですよね。
また、効率的な運営として生徒が使わない時間帯は、市民の方などに開放してもいいのではないかなと思います。授業のみしか使わない学校プールを有効活用することで、市民の方々の健康作りにも役立つのではないかと思います。現在は、規模が大きいジムが昔に比べ増えつつありますが、会費がとてつもなく高いです。そうなると、学校プールを少額で利用する事ができれば一石二鳥になるのではないかと凄く良いメリットだと思いました。
安全対策
- 2006年7月に埼玉県の市営プールで女児が吸水口に吸いこまれて死亡すると言う事故が発生したとの過去例
- 学校プールは屋外なので物が投げ込まれたるする可能性がある
調べると上記のような過去に起きた記事を述べていますが、これは設置された約35年前も同じ事だと思います。いつでもどこでも屋外プールは新しくても古くても吸水口はありますし、物が投げ込まれたりする可能性もあったはずです。
プールが無い小学校の夏
- 地域内の小学生を対象に、屋内プール無料利用券を配布
- 無料券の利用期間・利用施設は決まっている
- 寒くなった時期9月から10月の間に3回のみ地域内屋内プールに学校全体で行く
小学生のお子さんを持つ友人から聞いた話ですが、屋外プールが学校にないので夏が終わって少し寒くなった時期に学校でバスを貸し切って、3回ほど地域内屋内プールに行っているとの事でした。その友人曰く、バスでわざわざ行って帰ってくる方がプールで泳いでいる時間よりも長いと納得してなかった様子でした。
確かに移動時間の方が泳いでいる時間よりも長いと、何の為に行っているのかわからなくなります。おまけに、3回のみ屋内プールで泳がせる!の意味ですが、何をしているか内容を聞いてみると、ただジャブジャブ泳げる人は泳いで、泳げない人は歩くのみ!だそうです。
まとめ
現在も昔と変わらず小中学校にプールがある所はあります。子供達の体力向上と健康増進を図るとともに、水に親しむ機会を提供するためにプールを夏季に開放する場所もあります。
自分が小さい頃は当たり前のように夏休みに入ると、自分の小学校のプールに行っていた記憶があります。少し慣れ飽きてくると、別の小学校のプールへ遊びにも行きました。
住む地域によってこんなにもプール事情に関して異なるものなんだと改めてしまいました。
毎日最近暑い日が続きますが、熱中症等に気を付けて楽しい夏を過ごして下さい。
本日もお読みいただきありがとうございました。