英語の基礎となる「文法語順」に関する記事を何度か過去に記載しましたが、頭で考える英文法の勉強をするのでは無く、なんとなくの「感覚」(体で覚える)で英語が喋れるようになるヒントになるのではないかと思います。
今日は、文法語順のトレーニング方法の続きを記載したいと思います。
文法語順トレーニング:SとVのおさらい
以前記事に記載したSV型のトレーニング方法は、V(Verb 動詞)を使う時に「一般動詞」と言う動詞を使いながらのトレーニング方を記載しました。ここで少し簡単におさらいです。
SとV
シンプルトレーニング その1
S(Subject 主語)とV (Verb 動詞)
主語は、何?誰? 動詞は、何をする?
シンプルトレーニング その2 肯定文
I go 私は行きます
S V
I swim 私は泳ぎます
S V
I run 私は走ります
S V
シンプルトレーニング その3 否定文
I don’t go 私は行きません
S 否定文 V
I don’t swim 私は泳ぎません
S 否定文 V
I don’t run 私は走りません
S 否定文 V
一般動詞
上記で使われている動詞は全て「一般動詞」と言い、いかにも動きを表している感じです。
一般動詞 ⇒ 主語が、どのような動きをしたか表します
go, swim, run, write, study, work, sleep, sit, put
行く、泳ぐ、走る、書く、勉強する、仕事する、寝る、座る、置く
⇒これらは、全て動きを表しているのがわかります。
誰が何をしているのかと伝えたいときに、これらの文が非常に役立ってくるわけです。決して難しい単語を使って下さいと言っている訳ではありません。本当にシンプルで、小学生や中学生が知っている動詞を使用すればいいだけなんです。是非身近にある動作で、自分は何をしているのかとトレーニングをしてみて下さい。
文法語順トレーニング:be動詞
動詞には、「一般動詞」と「be動詞」の2種類あるのですが、どれがどれ?何だっけ?と違いがあまりわからない方がいると思います。1番誰もが初めに覚えるだろう文章と言えば、
I am Koji. 私はコウジです。
など自分の自己紹介をする時に必ず使う「am」です。これが実は「be動詞」と言うものです。
be動詞 ⇒ 主語がなんであるかと説明するのを表します
【I】が主語の時は、【am】
【You】が主語の時は、【are】
それ以外の主語で単数の時は、【is】
例えば、
I am Tom. 私はトムです。
I am 30 years old. 私は30歳です。
You are Tom. あなたは、トムです。
You are 30 years old. あなたは30歳です。
It is a pen. それは、ペンです。
It is a pencil. それは、鉛筆です。
よく見てみると、確実に主語が何かを説明されている動詞になっています。と、とやかく言っているとわけがわからなくなってしまうかもしれないので、なんとなく「感覚」でトレーニングしていってくださいね。
まとめ
中学の頃から英語の授業で学ぶことからスタートして、今まで「英語」となると文法の専門用語や慣れない英語の文章がズラズラと教科書に書いてあったりと、頭を痛めながら勉強して覚えようとしていたのを記憶しています。
渡米をきっかけにこれだけは言える事といえば、
椅子に座って頭を痛めながら英文法の参考書や問題集を解いたりの勉強は一切必要はない!!と言うことでした。
実際に英文法を勉強したからと言って英語を完璧に話せる人と言うのは見たことがありません。そういった勉強をしても、本当の文法力も実践で使える英語力と言うのは身に付きません。勉強と実践は、180度違うものだと私は思います。
日本語を話すのを覚えた時は、決して頭で考えながら覚えていなかったはずです。小さい子供が成長する時の事を考えると、人が話をするのをマネしてみたり、間違った言葉を発しながらも大きな声で言ってみたりと、全ては「感覚」で初めは覚えていったはずです。そんな小さい子供が日本語習得の為に勉強などできるはずがありませんよね。
日本語を習得した時のように、頭でわざわざ考えて覚えるのではなく、楽しく遊びながら「感覚」で身に付けていく方法が、1番英語を喋れるようになる近道になる事だと私は思います。
過去の記事はこちら。
英語の基礎となる文法語順のトレーニング方法とは?!
語学学校で学んだ基礎的な文法で生活に役立つ英語力を習得!
ポチッとお願いします。
↓
本日も長々とお読みいただきありがとうございました。