株式取引する際に最も重要なのがチャートです。このチャートの動きを正しく読めるかどうかで利益を出せるかどうかが決まってきます。
インターネットや雑誌、テレビなどで「絶対儲かる!」など、様々なセミナーや情報商材が横行していますが、個人的にはチャートを自分で徹底的に勉強する、試して見るのが最も良いのではと思っています。もちろんその前にはわからない用語を勉強しておく必要があります。今回は必ずといって良いほど役に立つ用語をまとめました。
それではいきましょう。
テクニカル分析とは
テクニカル分析とは、株式取引の際に銘柄の過去の株価の動きを分析することによって未来の株価を分析する手法となります。 チャートにはある程度、規則性があることが多いです。もちろん必ずしもその通りにはなりませんが、適当にやってもうまくはいきません。
株価の統計をもとにすることはとても重要なことです。
順張り/逆張りとは株を買うときの方法となります。
【順張り】
順張りとは株価のトレンドに合わせて買う方法です。
株価が上がり始めたら買って、下がり始めたら売ります。
【逆張り】
順張りの反対ですね。
株価が下がったら買って、上がったら売る方法です。
基本的に逆張りの方がリスクは低いと言えます。
株価のチャートとは
株価チャートとは、株の日々の動きをグラフ上に描いたものです。特徴としては株価チャートを見ることで一目でその銘柄の過去の動き、最近の動きまで把握できるというところです。
株価チャートは月ごとの動き、週ごとの動き、1日ごと、分ごと、秒ごとの動きまで瞬時に切り替えて見ることができるので、株式取引をする際には欠かせないものとなっています。
チャートに詳しくなることで株価の未来の動きまで予測しやすくなるので、株式取引において最も大事な要素の1つです。
ゴールデンクロス/デッドクロスとは
共に株価チャートにおいて、よくあるチャートの動きを指しています。基本的にゴールデンクロスは買い時です。そしてデッドクロスは売り時です。
【ゴールデンクロス】
ゴールデンクロスとは株価が落ちた後に短期でみたときの移動平均線が、長期の移動平均線を下の方から上の方に突き抜けることを言います。
【デッドクロス】
デッドクロスは株価が上がった後に短期で見た移動平均線が長期の移動平均線を上から下に好き抜ける現象を言います。
ポリンジャーバンドとは
ポリンジャーバンドとは株価チャートの動きの1つで、移動平均線と値動きの幅を示す線を合わせた指標のことを言います。株価というのは移動平均線の近くで推移していることが多く、移動平均線から極端に離れることは少ないです。
その為、移動平均線から大きく上がったときは売り、大きく下がったときは買いをするという手法です。
この理論は1980年にジョン・ボリンジャーという人が統計をもとに考案したのもので、「価格の大半がこの帯(バンド)の中に収まる」という統計学となっており、今になっても使われています。
窓とは
窓、窓埋め、窓開け、株式取引をする際にどれも頻繁に使われる言葉です。では窓とはどういう意味なのでしょうか。
株価チャートを参考に説明すると、たまに上昇するときにチャートが途切れて空間のようなものができます。それがいわゆる「窓」というものです。
どんな時にこの「窓」が発生するかというと、主に市場が盛り上がっているときです。株価が上がろうとするときにこの窓は発生しやすく、窓ができると株価が逆の動きをし始めます。
結果、逆の動きで窓になった空間を埋めてからまた上昇が始まります。
これを「窓埋め」といいます。
窓埋めが終われば上がると思い込んではいけません。窓埋めが終わってそこから下がるということももちろんあり得ます。あくまで株価の調整中、と考えるべきでしょう。
移動平均線とは
株価チャートにおいて最も重要な要素の1つが移動平均線です。これは一定期間の株価を線で繋げて表したものです。
移動平均線は丸みを帯びてみてとても分かりやすいです。通常のチャートはローソクのようにジグザグしてますからね。移動平均線は期間ごとにいろいろあります。5日移動平均線、25日移動平均線、13週移動平均線、他にも様々です。
どのくらいの期間の移動平均線を見たいかによって変えることもできます。直近の株価の移動平均線を見たいのであれば5日移動平均線がおすすめです。
まとめ
テクニカル分析の知識を踏まえた上でチャートを見ても良いでしょう。
今まで気づかなかった新しい発見があるかと思います。どんな銘柄のチャートにもここで得た知識が当てはまる部分がきっと見当たります。
これから少しでも多くのチャートの動きを見て経験を積むことで、より確実に株式で利益を出すことできるようになるでしょう。行動あるのみです。
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