株を始めるにあたって知っておかなければいけない用語は多々ありますが、その中でも最低限知っておくべき用語をまとめみました。これらの用語を把握することができればより一層考えの幅が広がるかと思います。少しでも参考になればと思います。
大中小株とは
正式には株の発行部数や時価総額等を計算して株式を3種類に分類したものとなります。この3種類の株にはそれぞれ特徴があります。
その特徴を把握することで株の売買の幅も広がります。自信に有利に進めるためにも必ず知っておきましょう。
大型株
基本的に発行部数が多い株です。発行部数が多いのでたくさんの人がその会社の株を買うことができます。多くの方が株を持っていることから常に売買が行われています。そのため株、お金の流動性が高い株です。
ちなみに発行部数が多いためちょっとやそっと多く株が売られたり変われたりしても株価に大きな変動は見られません。比較的安心して買えますが、その反面、短期間で大きく利益を出すには向いていないかもしれません。
中・小株
大型株とは反対に発行部数が少ない株のことを言います。発行部数が少ないので基本的に変動は低いのですが、一度買いが集中すれば大きく変動します。
短期的に利益を出せる可能性が高いのは中小株です。もちろんその反面損失を出しやすいというリスクもあります。
優良株・割安株とは
まず優良株ですが、これは業績が良く配当率も良い株のことを指します。業績が良いので今後の株価の上昇が期待できるので多くの人が期待を寄せて買う株です。しかし多くの場合は優良株と言われているころにはすでに大きく上昇している場合が多く、注意が必要です。
次に割安株は、現状の業績や将来性に対して株価がまだあまり上がっていない銘柄のことを言います。簡単に言えば「買い時」の銘柄です。とくに理由もなく主に大きく株価が下がったときは「割安株」であることが多いです。
正しい判断基準としてはその会社の「利益(PER」」と「純資産(PBR)」を見て判断します。慣れてきたらこれらの指標を見て判断していくのも面白いかもしれません。
低位株とは
定位株とは安く買える株のことを言います。明確な基準はありませんが、主に3桁、2桁、1桁の銘柄のことを指します。
例えば、下記のような違いがあります。
「株価1,000円/100株」→10万円
「株価100円/100株」→1万円
少ない資金でも株取引をしやすいのが定位株の良いところです。
①特徴
定位株は、資金が集まったときの株価の変動が非常に激しいです。稀にですが1日で株価が2倍近くになることもあります。少ない資金から大金を作り上げた投資家の多くは定位株から始めた人も少なくありません。
②注意点
低位株が大きく変動したときはその理由をしっかりと調べる必要があります。というのも瞬間的に変動する場合は「意図的な場合」が考えられるからです。
どこかのファンドや機関投資家が資金を瞬間的に投入して上がった株価はすぐにまた戻ってしまう可能性が高いのです。それにつられて買ってしまうと大きく損をしてしまいます。
優先株とは
優先株は普通の株よりも配当金等の分配を多く受け取れる種類の株となります。
【銘柄Aから入る利益】
優先株>普通株
通常同じ株を持っていればみんな株主なので配当も平等にされるのですが、もし配当が全員分ない場合に、優先的に配当がもらえます。
その他の優先株のメリットとしては、特定の投資家に優先株を与えることでより多く資金調達をすることも可能です。
優先株は会社にとっても投資家にとってもメリットがあるものとなります。
仕手株とは
株を始めるにあたって最も注目するであろうものが「仕手株」です。これは意図的に上がるよう仕組まれた銘柄です。つまり特定の投資家、投資機関と言われる会社などが計画的に釣り上げようとする銘柄です。
そのため明らかに不自然な上がり方をします。一気に株価が上がるので、それにうまく乗っかれば短期的に利益を出すことも可能です。
ただし大抵の場合はある程度釣り上がった後、急激にもとの株価まで戻るので、売り時を間違えると大損してします可能性があります。
仕手株を狙って損をしてしまう可能性は高いと思われます。そうでなければ株価を釣り上げた投資機関が利益を出せない方です。
まとめ
さて、いかがでしたでしょうか。どれも株の取り引きを始めるにあたって頻繁に使用される言葉なので必ず理解しておきましょう。個人で株をやる場合はとにかく買い時を見定めることが大切です。
目ぼしい銘柄がないときは無理して買わずに待機することも立派な戦略の1つだと思います。株はギャンブルとは違い知識と経験があればグンと利益を出せる確率も上がります。
少しずつ知識を増やしていきましょう。
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それでは本日もありがうございました。